ブログ119 千葉県児童相談所はDVの疑いを把握しながら十分に調査せず、一時保護を解除し心愛さんを家に戻していました

 結愛ちゃんの死を無にしないためにも、児童相談所と警察の全件情報共有と連携しての活動を求める署名にご賛同お願いします。ネット署名と署名用紙による署名と用意しています。

https://www.thinkkids.jp/

昨日(平成31年2月3日)の読売新聞で、千葉県児童相談所はDVの疑いを把握しながら十分に調査せず、一時保護を解除し心愛さんを家に戻していたと報じられています。千葉県の児童相談所の極めてずさんというよりも、子どもを守る気がはじめからないのではと思われる対応がまた明らかになりました。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190203-OYT1T50088/

これまでも、千葉県の児童相談所は同様の対応を繰り返しています。
(1)平成26年11月、市原市で23 歳の父親が当時8カ月の男児を脳損傷により死亡させた事件が発生しましたが、同年5月当時 2 カ月の男児が腕を骨折し、児童相談所は病院から虐待の通告を受け一時保護したものの、父親が否認していることをもって虐待とは言い切れないとして警察に連絡しませんでした。その上、児相談所は父親の妻へのDVや長女への虐待の事実を知りながら、同年10 月一時保護を解除し男児を家庭に戻し、1 カ月後に父親に虐待死させられてしまいました。
(2)平成23年5月、柏市で当時2歳の男児が両親から食事を与えられず餓死させられた事件が発生しました。柏市は妊娠中からネグレクトの疑いありとして、市職員が家庭訪問しましたが父親が威嚇的な言動で子どもとの面会を拒否したことから、児童相談所に送致しました。しかし、児童相談所は、1回の家庭訪問で安全と判断。警察に連絡せず、一時保護もせず、その後全く家庭訪問せず、その後も、市職員は家庭訪問するも子どもに面会できないまま、餓死させられました。

千葉県ではまだまだあるのですが、きりがないのでやめますが、千葉県の児童相談所はこれまで何件も案件を抱え込み、警察等と連携しないまま救えるはずの子どもの命を救えない事件を繰り返し、私どもから、平成29年9月に、これまでこのような事件が繰り返されているので再発防止のため、どうか警察や市町村と全件共有の上連携しての活動をしてくださいとお願いしても、全く無視、上司との面談をお願いしても「その必要はない」との一点張りで、何も変わらず案件を抱え込んだままで、このたび心愛さんの虐待死事件を引き起こしているのです。
 今回、森田健作知事への直接の面談をお願いしていますが、いまだ返答すらありません。今回もまた何も変わらないのか。東京都、兵庫県、神戸市、香川県からも同様に拒否されたままです。福岡県の知事からも面談を拒否され、福岡市長への面談のお願いも返事すらありません。知事や市長が、連携なんていやなんだよ、今までのやり方を変えたくないという役人の側に立つ限り、子ども救うことができないのです。大阪府、愛知県、神奈川県等多くの府県では全件共有の動きが広がっていますが、千葉県などこれらの自治体ではいつまでも救えるはずの子どもの命を救うことができないのです。